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このブログをきてくださった方に私の節約術を教えちゃおうと思います。 とはいえ、いつもケチケチしていてもつまらない、楽しく生きるために書画や川柳、着物などもやってます。
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先日、李陵・山月記 (新潮文庫)を読んで、著者の中島敦という人が如何に漢学に造形が深いかということに目を見張り、またその表現力に大変感動した。

中島敦という人はおじいさんが漢学者であり、お父さんも漢文を教えていたという事があり、きっと、幼い頃から漢学になじんで育てられたという。また、彼は喘息を患い、33歳の若さで亡くなってしまった。

李陵・山月記 (新潮文庫)では以下の4作品が掲載されている。 この文庫の中で特に面白かったのは『弟子』だった。『弟子』は孔子の弟子の子路が孔子の門下に入り、亡くなるまでを描いた物語で、天真爛漫な子路が孔子をしたいつつ、孔子の政治に対する言動に疑問を抱きながら、自身が思うところを自問し納得いくまで考えていくという物語だ。

私も大学院時代、一人の教授を師として仰ぎ、ひたすらに彼の教えるものを吸収しようと努力していたことがある。しかし、あることがきっかけで、結局私は教授の下から離れてしまった。時間が経って、今振り返ってみると、私も子路のように自問し、考え、納得するまで教えを請うべきであったと思う。

どんな小さな事でも納得のいかないことに安易に耳を塞いだり、解った振りをせず、ひたすらに向き合い人を尊重することが儒の教えの一つであると思った。


(参照) 中島敦の作品は青空文庫で無料でネット配信されている。

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無題
それだけ時間が経ち、貴女も成長したということでしょう。心からやりたいのなら、またやれば良いのですよ。

その時期に来たのかもしれませんね(^_^)
通りすがりの猫 2008/08/31(Sun)17:59:50 編集
無題
そうなのですよね。
心からやりたいという気持ちが復活することが再開のサインなんだと思います。
sumicco 2008/08/31(Sun)23:40:19 編集
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Sakura Sumicco
性別:
非公開
職業:
節約主婦
趣味:
書画、川柳、着物、英会話
自己紹介:
このブログを書き始めてから10周年となります。
私は多発性硬化症という神経難病を15年以上患っております。そのため、ブログの更新は体調次第で、細々と続けてきました。
さらに、昨今はMixiに続き、Facebook等々とSNSが発達し、私が書くようなブログの存在意義すらないような気がします。短いリア充的な記事はFacebookに投稿するだけにしようと思います。ただ、SNSに投稿するにはちょっと長すぎるような記事や自分の備忘録はこちらに書いていこうと思います。(最近、物忘れがひどくて困ってます((´∀`*)))

★お願い★
・私の書画と川柳の作品を投稿していこうと思っています。習っている期間は、書はやっと3年、日本画は1年になります。川柳も一子お義母さんに誘われて始めたのがきっかけで、どれもこれもまだまだ勉強中です。「ここはこうした方がいい」などのコメントを頂けると大変勉強になります。大歓迎ですのでどしどし教えてください。

・コメントを頂くのはとても有り難いと思っています。ただ、記事と関係のないコメントはご遠慮下さい。また、意地悪も勘弁してください。ミエリン(中枢神経の一部の細胞)がバッサリ剥落する気がします(多発性硬化症の病態です)。

以上の2点についてご理解くださいますようお願いいたします。
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