ありがとうの連鎖

先日、電車に乗ったときのできごとです。

休日の午前中で、車内は結構込んでいたのですが、幸運にも私は座席に座れました。
そこへ足下がおぼつかいおじいさんと娘さん（かお嫁さん）とお子様２人の家族連れが乗ってきました。
娘さんがおじいさん、小さいお子さんの順に柱につかまらせて自分はふんばって立っていました。
私がそのおじいさんに席を譲ったら、おじいさんと娘さんが「ありがとうございます。」といってくれました。
すると、私が座っていた席の一つ離れた席に座っていたおばさんが小さい子に席を譲っていました。
再び、娘さんが「ありがとうございます。」っていってました。

お年寄りやけが人、おなかの大きい妊婦さんなど見ればわかる場合は、
席を譲ることはそんなに難しくない。

でも、見た目ではわからないけれど電車の揺れとか歩くこと、外気に触れていることに難儀している人は他にもいる。
例えば、神経系の病気を持っている人や内臓に病気を抱えている人。
妊娠中でもまだ初期の人なんかも外から見ただけじゃよくわからない。

そんな人たちためのマークがいくつかあることを最近知った。

これは妊婦さんが持っているマタニティマーク。










内部障害・内臓疾患を抱えている人にはハート・プラスの会が発行しているステッカーがあります。










世知辛い世の中だけど、これらのマークを見かけたら、
道や席を譲ってみてください。
優しい行動のお返しに「ありがとう。」の言葉が返ってくると思います。